関節外科について

関節は、骨の表面を覆う軟骨や、関節を包む関節包、靱帯などによって構成され、スムーズな体の動きを支えています。
加齢や怪我などによる関節の変形、軟骨のすり減りにより生じる症状を専門的に診療するのが関節外科です。
当院では、変形性関節症のメスを入れない保存治療に力を入れています。
変形性膝関節症
症状
動作をはじめるときの膝の痛み、O脚変形、可動域制限など。
原因
加齢、肥満、過度の運動負荷、外傷、遺伝的要因などが複合的に作用し、関節変形を進行させます。
治療
変形性膝関節症の治療は、生活習慣の改善、減量、筋力トレーニングなどの保存治療が基本になります。足底板や膝関節装具などが用いられることもあります。改善しない場合は、年齢や病態にあった手術(骨切り術や人工関節置換術)が行われます。当院では個々の膝の状態に合わせて、最適な治療法を複数組み合わせる方法を提供しています。
変形性股関節症
症状
股関節の痛み(立ち上がりや歩行時)、可動域制限など。
原因
日本では、先天性股関節脱臼や臼蓋形成不全が原因で発症することが多いとされます。
治療
筋力トレーニングや可動域訓練などのリハビリを行います。改善しない場合は、年齢や病態にあった手術(骨切り術や人工関節置換術)が行われます。また臼蓋形成不全が強い場合には、幼少期に骨切り術を行うことがあります。
変形性肩関節症
症状
肩の痛み、夜間痛、可動域制限など。
原因
加齢、スポーツによる過度の負担、肩関節脱臼などの外傷が原因となります。
治療
リハビリ、薬物療法などの保存療法が基本です。重症例では人工関節置換術が行われることがあります。